マンションを買う人はほとんど大体銀行の住宅ローンを利用して買う人だと思います。
住宅ローンの相談を、「マンションが決まって話しがついてからでいいや」とか「みんなローンの審査に通っているから自分も大丈夫」などと思って後回しにするのは良くないです。
住宅ローンの審査にも落とし穴があったりするので、気をつけましょう。中には職業、収入的にまったく問題がないのに以前にクレジットカードの引き落としの口座にお金がなくなったときに、たまたま数回クレジットの引き落としが出来なかったのを放置していた人が審査に落ちたり、銀行側で最初はほぼ大丈夫と言われた人が落ちたりする場合もあります。
不動産会社側で収入や自己資金や勤め先で何となくのニュアンスはわかりますが、あくまで自己申告でもらった情報で判断しているだけなので、最終的に銀行にローンの審査を通してみないと何があるかわかりません。
では、なぜマンションの値引きに関して銀行のローン審査を早くした方が良いかというと、不動産会社や売り主も融資が受けられるかどうか、マンションを買えるか買えないかわからない人とは真剣に値引き交渉をしたくないからです。
それは、売り主や不動産会社だけでなく、あなたにとっても無駄なことになってしまいます。
人間は大きな買い物ををするときにはいろいろと調べたり、周りの人に聞いたりして情報収集をして悩みます。そして、悩んだあとに売りや不動産会社と交渉して安くしてもらって、やっと買おうと思っていたところでローンの審査に落ちたら、あなたにとっても時間とエネルギーの無駄です。
マンションの資料を集めて、欲しいマンションが決まってきたらそのマンションで交渉をするまえにとりあえず銀行に相談に行くと良いと思います。
相談に行く銀行は給料の振込をしている銀行や、会社と付き合いがある銀行が話しが通り易いでしょう。
買えるかどうかわからないお客さんより確実に「買える」お客さんであれば、売り主も不動産会社も真剣に値引きを考えてくれますし、不動産会社も契約にならなければ一円にもならないので、マンションを買えるかどうかわからない人のために一生懸命動いてくれません。
自分がマンションを買えるという立場を確保して、最終的に交渉に臨みましょう。
ちなみに、ローンの審査を通したあとで別のマンションに買えても問題ないですが、一応銀行にとっては担保が変わるので審査をやり直すことになるので覚えておきましょう。
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